カセットテープの音源をiPhoneに録音(ダビング)したので、使った機材と手順をメモしておきます。
使った機材
- カセットテープ再生機
- ステレオミニプラグ-音声RCAピンプラグのケーブル
- ベリンガー UCA222
- Lightning - USB 3カメラアダプタ
- iPhone 8
個別に紹介します。
まずカセットテープテープ再生機を用意します。イヤホン端子が必要です。筆者が使用したのはSONYのTCM-400という機種です。
ステレオミニプラグ-音声RCAピンプラグのケーブルは、カセットテープ再生機のイヤホン端子と、後述のUCA222を接続するために使います。筆者はお手頃価格の品を使っています。
Amazonベーシックのケーブルも安いですね。
ベリンガー UCA222は、カセットテープ再生機のイヤホン端子に接続して使います。ベリンガー UCA222は、オーディオインターフェイスです。入力用RCA端子からの音声をUSBに出力したり、USBからの音声を出力用のRCA端子・イヤホン端子に出力したりします。
色違いのベリンガー UCA202でも大丈夫です。
Appleの「Lightning - USB 3カメラアダプタ」は、UCA222に接続して使います。USB端子とLightningコネクタを接続します。本来はカメラをLightning端子に接続するためのアダプタですが、音声のやりとりにも使えるようです。
iPhoneまたはiPadを「Lightning - USB 3カメラアダプタ」に接続します。筆者はiPhone 8を使用しましたが、Lightningコネクタがあればどの機種でも良いと思います。プリインストールのアプリ「ボイスメモ」を使用します。
接続方法
【カセットテープ再生機(イヤホン端子)】【ステレオミニプラグ-音声RCAピンプラグ】【UCA222】【Lightning - USB 3カメラアダプタ】【iPhoneまたはiPad】の順に接続します。
UCA222のRCA端子は2組ありますが、INPUTの方に接続します。
録音方法
iPhoneまたはiPadで、プリインストールアプリの「ボイスメモ」を起動します。
カセットテープを再生し、赤い丸のボタン(録音ボタン)をタップします。
録音中の画面です。録音を終わるときは、赤い四角のボタン(停止ボタン)をタップします。
録音できたか確認するときは、「Lightning - USB 3カメラアダプタ」を取り外します。そうしないと音がスピーカーから聞こえないためです。
最後に録音した音源が一番上に表示されているので、名前(ここでは「新規録音 #11」)の下に表示されている三角のボタン(再生ボタン)をタップします。
この方法のメリット・デメリット
メリット
イヤホン端子を持つ機器の音ならなんでも録音できることと、画面上での設定が不要なこと、専用アプリが不要であることがメリットだと思います。
デメリット
機材が多く、費用がかかること。どう考えてもLINE入力のあるPCにLINE接続してAudacityで録音した方が安いです。
いろいろな方法があるようなので、その一つとして何かの役に立てればうれしいです。
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