本記事では、Windows Liveムービーメーカーを使ってMP4形式の動画をWMV形式に変換し、Windows DVDメーカーを使ってDVDを作成する方法を紹介します。Windows DVDメーカーではMP4形式を扱えないため、このような手順で行います。
はじめに、Windows DVDメーカー、およびWindows LiveムービーメーカーはよくWindows 7に最初からインストールされているソフトですが、サポートが終了していて公式のダウンロードページももう存在していないため、これらのソフトがインストール済みのWindows 7のPCをお持ちの方以外は入手する方法がありません。たまたまWindows DVDメーカーとWindows Live DVDメーカーがインストールされたPCをお持ちの方向けの記事となります。
Windows 7のサポート期限は2020年1月14日です。本記事はサポート切れ製品に関する内容なので、大変恐縮ですが、実践する際は自己責任にてお願いいたします。
必要なもの
- Windows DVDメーカー、Windows LiveムービーメーカーがインストールされたWindows 7のPC(DVDが焼けるもの)
- MP4形式の動画
Windows Live ムービーメーカーでMP4ファイルをWMVファイルに変換
まず、Windows Live ムービーメーカーで「ビデオおよび写真の追加」を行います。
ファイルを選択するダイアログが表示されるので、変換したいMP4ファイルを選択し、「開く」をクリックします。
下の方に「ビデオを準備しています」と表示されるので、終了するまで待ちます。動画の長さなどによりますが、筆者の環境では結構待ちます。
「ホーム」タブの左隣のボタンをクリックし、プルダウンメニューにある「ムービーの保存」の中の「DVDへの書き込み」をクリックします。
保存ダイアログが表示されるので、適当な名前をつけて「保存」をクリックします。
ムービーの保存が終了するまで待ちます。環境によると思いますが、こちらも時間がかかります。
ムービーの保存が終了すると、自動的にWindows DVDメーカーが起動します。「次へ」をクリックすると、DVDを作る諸々の設定を行う画面になります。
すべてデフォルトの設定のままでも、「書き込み」をクリックするとすぐにDVDに焼くことができます。焼く前にプレビューを確認することもできます。いったん閉じて、後からWindows DVDメーカーを起動してDVDを作ることもできます。
もし複数のMP4動画をDVDに収録したい場合、すべての動画を同様に保存し、後からWindows DMDメーカーを起動し、あらためて変換後の動画を追加してDVDを作成すると良いでしょう。
元ファイルと変換後のファイルのプロパティを比較
変換前後のプロパティを比較すると、DVD用にちょうどよく変換されているようです。
本記事は以上です。先日、急ぎでMP4動画からプレイヤー用DVDを作成する機会があり、検索してもなかなか答えがなかったため、本記事を作成しました。誰かのお役に立てればうれしいです。
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