GIMP は オープンソースで開発されている画像編集ソフトです。Androidアプリ用のアイコンを作成するのに便利なプラグインがあるので、その追加方法を紹介します。 このエントリでは、下記の3つのプラグインを追加します。 Layer Effects Photos...
このエントリでは、下記の3つのプラグインを追加します。
-
Layer Effects
Photoshopにあるような「レイヤー効果」の機能（Inner shadowなど） -
Android Icon
Applies Android menu icon style to image.
（画像にAndroidのメニューアイコンのスタイルを適用する）
※上述の「Layer Effects」が必要 - Script for creating Android Icons
This is script for creating icons for Android platform. It will help you to create icons for different screen sizes and resolutions, name them by common naming conventions and automatically save them in appropriate icon folder (ldpi, mdpi, hdpi).
（このスクリプトは、Androidプラットフォームのためのアイコンを作るためのものです。これは、異なるスクリーンサイズ、解像度のためのアイコン作るのを助け、共通の名前をつけるという作法通りに名前をつけ（各ファイル同名とし）、自動的に適切なアイコンフォルダに保存します(ldpi, mdpi, hdpi)。）
これらのプラグインのうち、「Android Icon」の実行に「Python-Fu」が必要です。もし有効になっていない場合、こちらのエントリを参考に必要なソフトのインストールとGIMPの再インストールを行ってください。
Python-Fu がインストールされている場合、メニューの「フィルタ」の中に「Python-Fu」が表示されます。「Python-Fu」の中には「コンソール」が表示されます。
以下、Python-Fu がインストールされているGIMPで作業を行います。
（１）プラグインフォルダ、スクリプトフォルダの場所を確認します
メニューの「編集」から「環境設定」を選択します。
ここに表示されているフォルダがプラグイン用フォルダです。
ここに表示されているフォルダがスクリプト用フォルダです。
（２）必要なファイルをダウンロードして、対象のフォルダに格納します
「*.py」ファイルはプラグイン用フォルダに、
「*.scm」フォルダはスクリプト用フォルダに格納します。
-
Layer Effects
- 「layerfx.scm」をダウンロードしてスクリプト用フォルダに格納
- 「layerfx.py」をダウンロードしてプラグイン用フォルダに格納
-
Android Icon
- 「androidicon.py.txt」をダウンロードして「androidicon.py」にリネーム、プラグイン用フォルダに格納
- Script for creating Android Icons
- 「script-fu-save-android-icons.scm」をダウンロードしてスクリプト用フォルダに格納します。
（３）GIMPを再起動し、プラグインが追加されていることを確認します
プラグインを有効にするために、GIMPを再起動します。再起動後は、メニューが次のように変わっています。
「フィルタ」の中に「Android Icon batch mode」と「Android Icon」が表示されています。
以上です。
このエントリで追加したプラグインを使ったアイコンの作り方は別のエントリで紹介します。
COMMENTS